弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所、破産
弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所といえば、過払い金返還請求業務のCMを多く行っていたことで有名でした。
そのため、この法人が破産したというニュースは、その負債総額の大きさとともに、一定の衝撃をもって受け止められたものと思われます。
そのミネルヴァ破産に関する記事が、ダイヤモンド・オンラインに掲載されています。
[sanko href=”https://diamond.jp/articles/amp/241503?display=b” title=”過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇” site=”ダイヤモンド・オンライン”]
「破産の背景には、依頼者に支払われるべき過払い金、少なくとも30億円が弁護士法人を実質的に支配する広告会社により流用されてきたという、弁護士にあるまじき不祥事があることが分かった。」(斜線部は記事から引用、以下同じ。)
記事を読んだ限りでは、この広告会社は元武富士支店長が支配する会社で、この元支店長は脱税による告発歴等もある相当な曲者のようで、弁護士法人は食い物にされてしまったのでしょうかね。思ったよりも闇が深そうです。
「さらに「士業専門の総合アウトソーサー」を標榜し、関連会社のキャリアエージェンシー(株)〔渋谷区〕が事務員や相談員を派遣し、経理業務も含め事務所の運営は、事実上、リーガルビジョン任せになってしまう。」
他の事務所にも同様の被害が及んでいる「可能性がある」とされており、弁護士だけの問題ではないのかもしれませんね。