Google広告とGoogle Adsense 消費税区分の相違点

Googleが提供するGoogle広告やGoogle Adsenseを利用されている方も多いでしょう。

この2つのサービスについて、2019年4月1日より消費税の課税区分が異なることとされています。

 

ここで、Google広告とGoogle Adsenseの相違点を見てみましょう。

 

Google広告

Google広告は、Google検索を行った際に、オーガニック検索の上部に表示させるものです。

検索結果の画面で見ると「広告」と明記されますので、見かけた方も多いのではないでしょうか。

その他、Youtubeチャンネルとリンクさせること等もできます。

 

Google Adsense

Adsenseは、自分自身のブログなどのウェブサイトに広告を表示させて収益化を図るものです。

ブログサイトで記事を読んでいると、広告のバナーが表示されており、ついクリックしてしまう・・・ことがあるかもしれませんね。

 

消費税の取扱い

このそれぞれのサービスは、2019年4月1日から消費税の取扱いが異なっています。

Google広告は、2019年4月1日からは、国内にあるGoogle合同会社によってサービスが提供されています。

従って、原則として消費税が課税取引となります。

 

一方で、Google Adsenseによって受け取る収益は、消費税課税対象外となります。

その対価の支払い元が国外事業者であることによります。

 

同じGoogleのサービスでありながら、取り扱いが異なることになりますので、間違えることがないようにしましょう。

 

※この記事は、2019年9月26日現在の法令等に拠っています。個別具体的な事案につきましては、顧問税理士等へご相談ください。

 

 

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