粉飾決算は麻薬のようなもの

格安旅行代理店「てるみくらぶ」の破産が話題になっていますね。

ニュースによれば、てるみくらぶは少なくとも3年前から粉飾決算を繰り返していたとされています。

決算書は、融資を受ける金融機関や旅行業の更新登録など、提出先ごとに複数、作成されていたということです。

 

私はこれまで、客観的な立場からこのような「真実性のない決算書」を数多く見てきました。

このような決算書を作成するようになって、結果的に破綻に至ったというケースばかりです。

 

「粉飾は麻薬のようなもの」

そのように言われますよね。

最初は軽い気持ちで、

だんだん後には引けなくなり、

気がついたときには、「こんなはずじゃなかった」

 

「キャッシュさえ繋がればいい、会社は大丈夫だ」

それはある側面では真実で、別の側面からは真実ではありません。

粉飾された決算書を用いてキャッシュだけ一時的につながっても、

それは問題の本質的な解決にはなっていません。

 

「決算書」は、企業の財政状態・経営成績を示してくれる大切なツールです。

この決算書を直視することで、経営課題が浮き彫りになります。

もし、その課題から目を背けるようなことがあっては、

それはもはや、経営者として失格といえるのではないでしょうか。

 

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