確定申告・事業用の預金口座は生活用口座と区分しましょう

いよいよ確定申告シーズンですね。

電子申告の場合などで、既に申告書の提出を済ませた方もいるかと思いますが(私も済ませました^_^v)、

普通に紙ベースの申告をされる方は、これからが本番かもしれません。

 

さて、私は多くの個人事業主の方の確定申告をお手伝いするわけですが、

その中で気になっていることがあります。

それは、青色申告であっても、事業用の預金口座をプライベート用と区分していない方が多いということです。

 

事業用の口座をプライベート用と分けるメリット①

経理処理を効率的に行うことができます。

 

プライベート用預金口座の取引履歴を見ながら、

「これはプライベートだから事業主貸」

「これは事業用経費の支払いだから消耗品費」

と、一つ一つの取引について判断を重ねることには、余計な時間がかかります。

事業用預金口座をわけることで、この「一つ一つの判断の時間」を短縮することができます。

 

これは、freeeやMFクラウド会計といったクラウド会計サービスで取引履歴を取り込んだ場合も、同じです。

取引履歴を取り込んでから仕訳化するので、

プライベートの取引は最初から除外されていたほうが時間が短縮されるのは、言うまでもありません。

 

 

事業用口座をプライベート用と分けるメリット②

事業の実態としてのキャッシュフローが、一目瞭然になります。

 

事業に関する収入・支出を専用口座で管理すれば、

その口座残高の増減を見るだけで、事業で利益が出ているのか、出ているとすればどの程度かを

簡単に・リアルタイムで把握することが可能です。

 

経営判断をするためにまず現状を知ることは、基本中の基本です。

事業口座を区分することでご自身の事業実態を把握することができるのは、とても有益でしょう。

 

 

屋号入り口座は必ずしも必要がない

事業用預金口座を持つとして、例えば屋号入り預金口座を必ず持つ必要はあるのでしょうか。

屋号入り預金口座とは、例えば「山本商店 山本一郎」といった、お店の名前などが入った個人口座です。

これはお店の名前などが入っているだけで、あくまでも個人の口座であるものです(法人の口座とは異なります)。

 

これはケースバイケースでしょうが、必ずしも必要ではないと思います。

特に、フリーランスとしてお仕事をされている場合は、必要がないでしょう。

一方で、物販などのお店を経営されている場合は、屋号が入っていたほうが都合がよい場合もあるようです。

 

金融機関によっては屋号入り預金口座を開設できない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

 

 

自宅または勤務場所から近い金融機関を選ぶ

事業用預金口座を開設する場合は、自宅か勤務場所から近い金融機関を選びましょう。

 

振込はネットバンキングで行うにしても、現金出金の利便性が高いほうがよいためです。

他行で現金出金をすると、手数料が発生する場合があります(セブン銀行などを上手に利用するのもありですね)。

 

また、今まで使っていなかった休眠口座を事業用口座として活用すれば、

新たに口座を開設する必要はありませんね。

 

 

決算書の表示は「その他の預金」

決算書では、「普通預金」の科目はありません。

「その他の預金」という項目がありますので、これを用います。

 

 

平成27年分の確定申告では事業用口座を区分していなかったという方も、

今年からは分けてみてはいかがですか?

お金の流れがスッキリして、よりお仕事に集中できるようになると思いますよ!

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