定期運行終了直前!寝台特急北斗星 乗車記

寝台特急北斗星は、東京・上野と北海道・札幌を結ぶ、日本で最後の「ブルートレイン」です。
青函トンネル開業にあわせて、1988年3月13日に運行が開始されました。

この北斗星ですが、平成27年3月13日をもって定期運行が終了することが決まっています。
平成27年8月22日までは臨時運行するそうですが、同日をもって引退することが予定されています。

私、引退する前にどうしても乗りたかったのです。
はじめは上野発札幌着の切符がほしくて、何度か早朝のみどりの窓口へ足を運んだのですが、あまりに競争率が高いため断念。
復路であれば旅行代理店もわずかに取り扱っているようでしたので、そちらに切り替えました。

というわけで、平成27年3月4日札幌発の北斗星に無事に乗ることができ、念願かないました。

 

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17時前になると、札幌駅の電光掲示板に「寝台特急北斗星」の文字が。テンション上がります!

ちなみに、北斗星が札幌駅に入線するのは17時5分ごろだったでしょうか。
専用ホームではないので、発車時間間際にホームへ滑り込んできます。

 

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札幌駅で目にする「上野」行の行先表示板。

 

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B寝台個室ソロ(1階)の様子。
さすがに古さは否めませんが、十分なスペースがあり快適です。

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こちらはロビーカー。夜遅くまで談笑している方が多かったですね。朝も多くの方が車窓から流れる景色を楽しんでいました。
なお、このロビーカーにはシャワールームも設置されていて、乗車時にシャワーカードを購入すれば一定時間利用できる仕組みになっていました。

 

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食堂車のグランシャリオ。ディナータイムは完全予約制で、2回転制でした。
ディナータイム終了後は予約不要のパブタイムになりますが、かなりの混雑ぶりで、パブタイム開始よりだいぶ前から並んでいないと、ラストオーダー(22時30分)前に入ることは困難だった模様です。

 

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こちらはグランシャリオのモーニングメニュー。写真は洋朝食ですが、和朝食もあります。
朝の陽ざしを浴びながら、ゆっくりと食堂車での朝食を楽しむ・・・そんな贅沢な時間も、もう楽しむことができなくなるかと思うと、とても残念です。

 

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約17時間の旅を経て、上野駅には定刻から30分弱遅れで到着。
その程度の遅れは、むしろ歓迎です。ホームでは、多くのファンが写真を撮って別れを惜しんでいました。

 

新幹線や飛行機を利用すれば、目的地へは早く着くことができます。
もちろんそれは大切なことです。が、一方で「移動時間そのものを楽しむ」という付加価値が残ってもよいのではないか・・・そんなことを考えてしまいました。

寝台特急は、乗客同士の交流も生まれ、また長旅をゆったりと楽しむという特別の贅沢さを堪能することもできます。

これは単にノスタルジックな想いかもしれませんし、鉄道会社としては採算に合わない商品・サービスなのかもしれません。

とはいえ、今はただ残念です。

「北斗星」の名は、一般公募では108位だったそうです。
が、夜を徹して東京と北の大地を結ぶ、そんな列車にふさわしい素敵な名前だと思います。

北斗星に乗車できるのも、あとすこし。
これから乗車する機会がある方は、ぜひ準備万端、楽しんでくださいね!

 

 

 

 

 

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